自分の盛付けでお客様に「感動」していただけた時、大きなやりがいを感じます
「御膳屋に必要なのは〝お客様の事を考えることが出来る料理のエキスパート″だけであり、そういう人を御膳屋では〝板前″と呼ぶ」
この理念のもと、お客様の場面にあわせて盛付けを工夫して少しずつ変えてお出しするということに取り組んでいます。自分で考えた盛付けでお客様に「感動」していただけた時には、大きなやりがいと楽しさを感じます。
そのためにも、知識と技術を自分で勉強をすることが料理人にとってとても大切に思います。「自分のお金で買った本を持っていること、少しの時間でもいいからそれを毎日家に帰って必ず見ること・・・その積重ねが3年後・5年後には大きな差となり力となる」と料理長に教わり、それを実践しています。勉強という点では、御膳屋には、和・洋・中などいろいろな経験を持ったスタッフが多くおり、その話を聞けることも大変貴重な勉強になります。仕事に対する姿勢は厳しいけれども、普段は和気あいあいとしいて、メリハリがきいているのは御膳屋のスタッフの特徴であり魅力であると思います。
仕事はもちろん大変なこともありますが、日々新しい発見がありレベルアップしていく楽しさを感じられることが、自分の原動力になっていると思います。